お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

生命誕生の話

今日の講義は、生命誕生の話だった。

はじめに生命とは何かを講師は、①膜②代謝③自己複製の三つの機能を基本とした。その生命がどこで誕生したについては、宇宙からきたとか、火星からとか、原始地球の干潟でとかの仮説に対し、いまは深海熱水系説が有力視されているとのこと。
それは、生命体は有機であり、無機物から有機化合物が作られなければならない。それが可能であることがユーリ・ミラーの実験(1953)で示されてから、生命誕生プロセスの研究が飛躍的に発展し、深海熱水系説が、その条件に最も適っているという。

現在の研究レベルは、生命の三基本機能について個別には実験室での成果があるものの、統合には至らない。
生命を人工的に作ることはできないということだが、果たして可能なのだろうか・・・それが実現したら、科学万能主義に降参する。

今朝は春のあられにびっくり。