町の図書館から、清川妙「91歳の人生塾」を借りてきた。
91歳の人が、どんな思いでいるのか、棚から下ろして、ちょっと開いたページが「つらいときこそ神さまがあらわれる」という題だった。
右眼がほとんど見えないままに、左眼だけで勉強し、難関の奈良女高師に学科は合格したが、身体検査の視力の基準にふれていた。それを若い医師が弁護してくれた。白衣が神さまに見えたという話。
私自身が、小学校に入って、はじめての身体検査で右目が悪いことが分かり、その後どんどん視力が悪化して、ついに0.01(一番大きな字が見えるのが1メートル前)になった。独眼竜ではないが、左眼だけでやってきたので、著者に親しみを感じた。
右の視力がないことで、運転免許も取れたし、これまで特に不自由を感じたことはなかったが、これも銃を扱う必要がなかったからだろう・・・
今日はとてもいい天気で暖かったが、寒さに備えて、コタツをすることにしました。