昨日、いっしょに会報の編集をしている先輩のTさんが、肝臓がんの7回目のカテーテル手術の後、自宅療養されていたが、微熱も下がったとのことでお見えになった。
60才の時にわかったC型肝炎で、医者には酒を飲み続ければ5年で、控えて10年と、がん化を警告され、そうなったという。
どうしてC型肝炎に罹ったのかは分からないが、かっての注射器の使い回しによるだろうとのこと。
家内の姉は、最初の子の流産の際の輸血で罹ったが、毎年精密検査をかかさず受けていて、もう40年近くなると思うが、発病はしていない。
かっては、注射器の使い回しはふつうだったが、抵抗力のある人は罹らなかったし、罹っても発病しない人もいる。
罹ったり、発病したりするのは、体調が悪かったとか、生活習慣がよくなかったりして、免疫力が弱くなったからだろう。
だが、その抵抗力、免疫力も年齢とともに衰えていく。がんで逝く人が多いのもそのためだ。
それが自然の理としても、日々の食事、運動、睡眠に留意して、一口で健康な生活を送るよう努めたい・・・そして、もっとも大切なのは、心の持ち方。
新学期の放送大学教科書「和歌文学の世界」が送られてきた。
改めて、日本人の心を学ぼうと思う。