本庶佑先生のノーベル賞医学・生理学賞を祝します。
がん治療に画期的な免疫療法という第四の新しい療法を確立したのが、受賞の対象になった。
生命体にはみな自らの身体を守る働きがそなわっている。その役割を果たしているのが免役細胞で、この力(免疫力)が弱くなってしまうと、がんに限らず、いろいろな病原菌が体内で増殖して、疾病する。
この免役療法は、がん以外の病気の治療にも有効なのではないかと、これからの研究の発展を期待する。
先生のお話を拝聴して、感銘することが多々であるが、中でも友人のことばに打たれた。高校時代に進路の選択で悩んでたという。弁護士か医者かで、後者が多くの人を救えると思い、医学を目指したという。
高校生のときに、多くの人を救うということを目的にしていたとは、すばらしい。わがにはまったく進路選択にそのような認識はなかった。