お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

内裏雛

家内がひな祭りに、内裏雛を出して床の間に飾った。
この雛人形は、結婚後はじめて家を建てたときに、家内が欲しいと言って、妹に作ってもらった。

そのころ妹(家内の)は木目込み人形づくりを習っていたので、その習作で、他にも作ってもらったりした。
家内はこれを孫に見せたいのだ。孫には初節句でプレゼントした一式がある。

4才の孫も、何とか大病はせずに、これまで育った。
親はいろいろ教育に熱をあげているようだが、心身健康に育ってくれることだけを願っている。

子どもに、親はいろいろと期待するものだが、その通りにはならないほうが多いだろう。

男ばかりが5人もいたので、わが親は、一人は医者になってほしいと口に出していたが、だれ一人ならなかった。

みんな親不孝をしたのだ。