お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

老年期のメンタルヘルス

今日は、放送大学で老年期のメンタルヘルスについての講義をCDで聴いた。

身体機能が衰弱していく過程で、心身ともに健康で生きるためには、どう過ごせばよいかという問題になる。

高橋祥友講師は、身体的には一病息災を、そして精神的には、自らの人生を肯定的にとらえることを勧めていると理解した。

自らのことを回想すると、よかったこと、悪かったことと様々な思いが絡み合っていて、複雑な心境になる。どちらかといえば、悪かったことの記憶のほうが多いよう。
どちらにしても、もう過ぎ去ったことで、どうにもならないのだから、これでよかったのだと割り切るしかない。

それよりも、限られた状況の中で、いまを、これからを、どう生きるかが課題だ。

終わりに、講師が師事したアメリカの心理学者シュナイドマンという方が90歳にして著した最後の本が紹介された・・・「生と死のコモンセンスブック―シュナイドマン90歳の回想」という著書。

こんど図書館へ行ったら、探してみよう。