お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

今年一番のお米

夕飯に、Aさんからいただいたコシヒカリ100%の新米を炊いてもらった。

いま糖質制限をしているが、今年一番のお米だ。おいしく味わっていただいた。

都会に住んでいた私の年代は、ほとんどの人が、戦後の食糧難時代を経験しただろう。終戦直後は、私は小学5年で東京にいた。

毎日すいとんや、まずいいもや、アメリカ支援のとうもろこしの粉を焼いて食べたりだった。それも十分なく、いつも腹を空かせていた。
いつもいつも、白い飯をお腹一杯が食べたい、白いパンが食べたい、甘いお汁粉が食べたい・・・そんな思いをもって毎日を生きていた。
みんなが飢えていた。駅のプラットホームでは、みんな立っていられずに、しゃがんで電車がくるのを待っていたものだ。

いまは、なんて恵まれているのだろう。


庭師が来て、庭の植木を剪定していった。これでわが家も、床屋に行ったように、すっきりした。1日半で高いのか安いのか、1万5千円の床屋代だ。