お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

藤原新選手を称える

昨日の東京マラソンで藤原選手が7分台を出して2位に入った。

ほんとうに、おめでとう。



オリンピック出場を目指して、職を辞し、家族を富山に置いて、ただひたすら、一人黙々と目標に向かって突き進む、その意気込みと人生態度はすばらしい。

ともに出場した川内選手は残念な結果に終わったが、二人とも恵まれた環境の実業団チームに所属せず、単独で毎日の練習に打ち込み、一流のレベルに達する実力をつけてきた。まことにえらいと思う。

山内選手には母親の応援があったようだが、藤原選手はそれこそ一人。

何事も一人で大事に挑むには、強固な意志の持ち主でないと、やり遂げられない。
自分を甘やかすことはやさしいが、およそ、自分を厳しく律することほど難しいことはない。

それにしても、気になるのは、皆さんの関心の的になっている松井選手のことである。もうキャンプが始まるというのに、いまだ所属が決まらず、やはり、難しい一人での練習を続けているという。

平坦な道なら、だれでも歩ける。松井選手は、厳しい道を選んだ。
その厳しい道を、自分で選んで自分が進むのだから、努力するのは当たり前ともいえるが、それを普通にこなすから大物だ。

大物の朗報を待とう・・・