お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

美しく輝く時

今日は掃除ボランティアに出てから、奥卯辰山墓地にいって、墓掃除もしてきた。スギナが生えていて、たいへん時間がかかった。スギナはシャベルで根までとるようにしているが、完全には除去できないので、また除草にいこう。
帰りに公園に寄って、新緑の空気を満喫した。木々がいまがいちばん美しい。

植物はみな美しく輝く時がある。新芽が開いて新緑になる時、花を咲かせる時、そして紅葉の時と・・・人や動物はどうなんだろう。やはり青春時代なんだろう。
自分のことになると、どうもその輝いた時代はなかったように思える。だから、肉体はあせてしまったから、せめて心は美しくなりたい・・・

左半身のがんばりで・・・

今日は4週に一度の鍼灸整体治療の日なので、受けてきた。健康維持の補助にと続けているが、もう一つは身体のことについてのアドバイスが得られるからで、ここの先生は東洋医学をよく勉強されている。

わが身体は、どうしてか、左右(右半身と左半身)のアンバランスが激しい。どちらがより正常なのか聞いてみた・・・右だという。これまでの経験では、肺結核、盲腸炎、弱視視力など、患った病はみな右半身なので左は強く、右が弱いと思っていた。ただ年行って出た坐骨神経痛は左の足腰で、ついに左もくたびれてきたのかという感じ。

先生のいうには、右が正常で、その弱みを左ががんばって支えているという身体だという。いわば、左半身のがんばりでこれまでも、いまも、何とか畑もボウリングもやれているようだ・・・

午後は伸びてきたジャガイモの第一回土寄せをした。

次に生まれることができたら・・・

今日も畑、サツマイモの畝作りで最後の一畝を仕上げた。ここに自作の苗が採れたら定植する。6月中に70本はしたい。苗はタネイモ1個から10~20とれるという。8個は植えたので、出来を期待している。そして、午後買い物に出たついでにムサシまで足を延ばして、さといもの種イモを買ってきた。

今年ははじめて八頭を作ってみようと思う。北陸ではあまりみないが、子ども時、毎年母親が正月料理をしたが、かならず八つ頭を煮た。それがとても美味しかったことが、いまも忘れられない。

中学2年の時に母親は死んだが、とても料理の上手だった。味付けがよく、そのおかげでわが味覚は発達したのだろう。敏感である。
次に生まれることができたら、料理人にでもなりたい・・・

またお隣さんができた

空き家越しの、売り出していた隣家に、若夫婦と子どもの3人家族が引っ越してきた。前とは改築したので、ずいぶん間があったが、これでやっとまたお隣さんができた。
先日畑をしていたときに、その若夫婦と子どもが3人して、あいさつにきたので、さっそく食べ頃になったサニーレタスを採って差し上げた。レタスは出来具合から、いまちょうどおいしく、わが家では毎日夕食に食べているので、農薬もいっさい使わないし、自信をもって差し上げた。

翌日、また3人してわが家にきた。さっそくおいしく食べたとかで、そのお礼だった。今度は咲き始めたアヤメと伸び始めたミントを切って差し上げた。

今どきには、めずらしい若夫婦だと思う。他人から物をもらって、お礼をしない人はいないと思うが、再度そのお礼をする人はまずいない。わがはそれが大切だと心掛けている。次に会った時にはまず「必ず先日は・・・」とお礼を切り出すことにしている。

これで、また若い人たちとの付き合いができる・・・

突然変異は名前を変えたほうがいいのでは?

昨晩のNHKスペシャル「人体Ⅱ遺伝子」は興味深かった。
これまでゴミとされてきた遺伝子のない98%のDNAのなかに、すばらしい働きをするものがあることが発見された。それをトレジャーDNAと名付けて、その話だった。どの話にも驚かされたが、特に関心を持ったのは、人類進化のキーである、環境に適応して生き抜く力の源泉がDNAに潜んでいるということ。

10分以上、深さ70メートルの海中に潜って、漁をするバジャウと呼ばれる海上生活者。酸素が40%少ない4000メートルに暮らすチベット人。アザラシと魚に肉食だけで健康な北極圏の人たち。みな奇跡的な能力をもつように進化を遂げてきた。

そして、この進化はDNA98%の部分の突然変異によって生み出されたという。またあらたに分かったことは、父と母のDNAが合体するとき、突然変異が70回はおきるという。子どもは、父と母の双方からの遺伝ばかりでなく、両親にはない、あらたな能力や資質を持つことになる。

70回も起きるとすると、もう突然とは言えない・・・突然変異は名前を変えたほうがいいのでは?

何でも楽しんでやれるように

今日は朝いちばんマツシタに五郎島サツマイモ苗を70本注文。いまは十分あるとのことで、さっそく仕入れに行った。4月から、いろいろ値上がりしているが、同じように1本につき10円も上げて、54円とはびっくり・・・下手に枯らせない。
昼からは、畑に出て苗を定植した。天気がいいので、一本一本十分に水やりし、ていねいに時間をかけて植えた。いま植えると9月の中旬には収穫できるので、冬野菜との二毛作ができる。

去年に続いて今年も苗床をしたが、いま芽が3本出ているだけなので、苗が何本採れるかは不明・・・期待値は60本で、これからが楽しみ。

何でも楽しんでやれるように、そういう人生にしたい・・・

初物

今日は午前中はサツマイモを植える畝作りをし、昼からは陶芸教室に出て、一日終わった。疲れて休んでいたら、O氏がわざわ初物のワラビを届けに寄られた・・・ずいぶん早いが、医王山で採られたとのこと。山菜は精がつくし、またその独特な味が好きなので、たいへんありがたい。これで令和元年も初物を食べて、元気で送れそう・・・というのは。

先日横浜の姪から金沢観光のメールがあったが、昨日追伸があった。5人参加するといい、その内のただ一人の甥が人工透析で、来る日がちょうど透析の日にあたり、金沢でする病院を当たっているとのこと。甥はまだ65歳のはず。それで人工透析とは。もう退職したと思うが、共稼ぎ教員夫婦で、食生活がよくないとは聞いていたが・・・やっぱりそうなったのか。

糖尿という持病を抱えているので、わがは食生活には配慮はするが、食べて悪いという物はない。要はエネルギーの過剰で、高エネルギー食品や糖質は少量にし、野菜中心にしているので、合併症とは無縁でいられたと思う。

今回形作りした、手ひねりの抹茶茶碗。

お出かけした

わがらは年中が連休なので大型もも小型もないが、今日はほんとうにいい日なので、お出かけした。行先は大聖寺で、寺の下寺院群が庭を開放しているとのことなので、見て回った。いちばんよかったのは、芭蕉と曽良が泊まったという全昌寺で二人の句碑があり、五百羅漢も圧巻だった。
行きは久しぶりに高速で帰りは下道だったが、朝の9時半に出発して帰宅したのが午後2時半、5時間でぐったりした・・・走行距離は100キロ。すぐ休んで、目が覚めたら、暗かったので6時は過ぎていた
これからは、自分で車を運転して遊んで回るのは、せいぜい半日で、一日ドライブはムリだろうなあ・・・横浜から甥姪が金沢観光に来ることになった。これでは一日付き合えそうもない。

心意気に投合

令和元年の初めの日は、おしゃべり会を開催。休日ともあって、いつも出れない方も参加されたので盛況だった。H夫人の提案で、一人一人が新時代に望む気持ちを発表していただいた。

みな健康で、こどもの世話にならずに生活していけることを願っている。今朝のニュースには、明治生まれの、令和で5代を生きる108歳の女性が登場した。健康長寿の秘訣を聞かれて、「気力よ」と言ったそう。
確かにそのとおり・・・人間もうダメだと思ったら、ダメになってしまう。まだまだと思っていれば、それなりにまだいける。
その心意気に投合して、わがも令和の時代を生き抜こう・・・

やっと庭のツツジが花開いた。