お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

去年の今頃

ちょうど去年の今頃は、右肺に水がたまり、息苦しく、しかも高熱が出て、ベッドに横たわったままだった。検査の結果待ちで、まだ病因がわからないまま毎日点滴を受けていたが、病状は悪化するばかりで、これでもう終わりかとさえ疑われたが、しかし、内心にはまだまだ死なないという妙な自信があったように思う。

結果は、60年間右肺尖に潜伏していた結核菌が目を覚まして、暴れ出した結核性胸膜炎と分かって、薬が投与され、高熱は引いた。しかし、胸に刺されたままのパイプから水を抜くのに3週間あまりかかり、なお微熱が続いたので、けっきょくは8週間の長期入院をした。
主治医の後の話では、まだ最悪の状態でなかったのでよかったとのこと。妙な自信はそれで生まれていたのだろうか・・・改めて感じる。

今春も鉢のスズランスイセンが咲いた。