お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

手のひらの触覚を

毎週土曜日にあるカレードの陶芸教室が7月から再開されたので、今日も出席した。開設されてから3年目に入ったので、みなさんなかなかいい物を作る。そういうわがはあまり上達しないが、また茶わんと皿を作った。陶芸を始めたいきさつは、以前に記したとおりだが、やってみての感想を述べたい。

まず一つは、いい暇つぶしになること。それに地味だが、けっこう運動にもなる。粘土をこねるのには力もいる。二つ目はロクロを回して形作りをするのには集中力が必要になること。その間はめったに口を開くこともない。緊張を持続するわけだから、いいストレスになるとおもう。
そして三つ目が、いちばんの狙いでもある、感覚のトレーニングになること。粘土の表面がなめらかかどうか、目で見るばかりでなく、粘土の肌触りで察知したり、厚さがどうかも手に伝わる感覚でわかるようにつとめている。
博物館に飾られていたり、写真でしか見れない、名品とされている茶わんは、たしかに色形ともに優れていると感じるが、ほんとうは手に取ってみないと、実感できないと思う。
手のひらの触覚を鍛えたい・・・