今日は初詣で、いちばん近い町の神社に参った。名を池上白山神社という。いつも閑散としているのに、今日は先に詣でる一家があり、すんだらもう一組が見えられた。
言い伝えによると、むかしはこの神社に池があったということで、今は涸れてしまった小さな池跡が残されているのみ。池はお手水池と称した。白山権現がこの池の水で手を清めたからだという。おそらく白山の伏流水が扇状地の末端になるここで湧き出ていたのだろう。
涸れたわけがおもしろい。あるとき村人があやまって肥桶を池に落としたのがもととか。
36年前に前面田んぼのこの地にマイホームを建てたとき、わが家は公共水道だったが、旧の家々は井戸を掘った簡易水道でいい水だったというが、いまは公共水道になった。十分な水が確保できなくなったからだろう。
いまだ水に困った経験はないが、水は大切に使いたい・・・