お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

義姉・姪たちのこと

10月も残すこと、1日となったが、台風大雨でたいへんな月だった。災害に遭われた地域住民の方々には、何とか頑張ってこの苦難を乗り越えてほしいと願うばかりである。
どなたもそうだと思うが、災害があると、まずその地域に住まう親戚、友人知人のことが念頭に浮かぶ。さっそく電話して、安否を確かめることもある。わがの場合は横須賀に甥一家、横浜に義姉・姪一家そして東京と名古屋に親友がいる。
この度の災害には、そのだれもが遭わなかったが、幸運を感じたことがあった。それは横浜在住の亡次兄の義姉・姪たちのことであった。15年前までは千葉県に家があったのである。亡次兄は高い地価の都内では土地が買えなかったので、地価の安い八街市の、それもくぼ地にマイホームを建てた。今回の水害を思うと、避けられなかったと思う。

やがて、子どもたちが生長して、一人前に働くようになり、八街から横浜に家を新築して、引っ越したのが15年前だったのである。だれもいつ、どこで、どんな災害に遭うか予測できない。それを避けられたのには、運命的なものを感じる。

鉢にしたノギクが満開。