お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

近感

今日も雨、雨、雨でよく降った。どうもこういう日は気分が落ち込む。
頭は良くはないが、悪い方ではないとは思っているが、わがは現実的な理性派ではなく、自然愛好派というか、空想派というか、ロマンチストの方だと解釈している。
だから気分が天候に左右され、晴れた日に、青い空や緑の草木や赤い花、白い花,色とりどりの花を眺めるのがいちばん楽しい。

世の中を処していくのに必要な、人付き合いやお金儲けは苦手で下手で、人とは摩擦を起こしやすく、ケチな質だと自覚してきた。それゆえ、それを克服しようと努めてきたつもりである。

これまで何とか処してこれたのは、家内に負うところが多いと思っている。家内はわりと裕福な商家の育ちで、性格は明るく、節約家である。近所づきあいも問題なく、安サラリーマンの家庭を支えてきてくれた。

これまでやってきてくれた家内が、わがと人生を共にして、よかったと思ってくれるようだったら、安らかに逝ける。

岡倉天心の話を視聴・・・写真は、天心が瞑想した五浦の断崖。