お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

人間教育というのは

家内が今日こんなものが来たという。見たら日本叙勲者協会とある。文面を要約すると、この協会が「日本の礎・名言集」というのを出すから、応募してほしいとのこと。

書き出しが振るっている「我が国の教育分野において多大なる功績をもたらした教育者のみなさまに・・・」とある。何で調べたのか見当がつかないが、とてもくすぐったい気分になった。形式的なことばにちがいないが、現実のわがやってきたことで、ほめられそうな話は、まずない。ただこれまでに、嬉しかったことがいくつかある。

その一つは、大学を出て最初に赴任した島の中学ですぐに担任をし、しかも末はヤクザかという、一番のワルを持たされた。そのワルと3年間付き合って島を去ったが、その後は評判通り、新宿のヤクザになり、人を殺め、ム所入り18年してから足を洗って、島に帰った。
30年経って、同窓会に招かれ島を訪れた。島に滞在中、最初から最後まで、かってのワルが付き添ってくれた。私に言った、はじめの言葉が「迷惑をかけた」だった。
人間教育というのは、どういう結果が出るのか、出ないのか・・・分からない。

今日の頂き物はワキヤのマンゴープリンと杏仁豆腐・・・めったに口にできません。