お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

一つ事が満足にできるように

3月に入って、1回目の陶芸教室に参加した。
これまで黒っぽい粘土だったが、今日は茶色の粘土をすすめられて、茶わんを作った。同じ信楽だというが、茶色の方が腰があるという。
お手本の茶碗を見ながら作ったが、なかなかその通りにはならなくて、苦労した。みなさん、その都度趣向をかえていろいろ作るが、ここしばらくは、お手本どおりの茶碗が作れるかやろう。

まずは、一つ事が満足にできるようにつとめよう。相手は粘土なので、どんな形に仕上げるか、決まった方法はない。結果として同じ形になればいいわけで、自分流の手法を思考錯誤しながら、作り出そうとおもう。その作り出すまでの過程・・・ああでもない、こうでもないと、いろいろ考え、知恵をはたらかせることが、楽しい。

ボウリングも同じで、体力的に劣るわがには強く勢いのあるボールは投げられないし、重いボールも使えない。弱い力でもなんとかストライクが取れるようにと、いろいろ工夫を巡らしている。そして、たまにだが、思い通りいくとそれが楽しい。

頭の中にあることが、形になって実現する・・・これが面白く、楽しい。