お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

古代アンデス文明のこと

昨日は古代アンデス文明についての話を視聴したが、日本人が深く関わっていて、皇室も一役買っていて、日本とペルーの国交の基盤になったということだった。

世界観光の目玉になっているマチュピチュの初代村長は野内与吉という日本人で、この方と天野芳太郎という日本人実業家の二人が1935年に出会い、その後のペルーの発展に大きく寄与した。
天野はアンデス文明の研究にまい進し、1958年の三笠宮訪問を機に、東大調査団が結成されて、すぐれた遺産が発掘された。リマの天野博物館に所蔵されている。今上陛下も訪問されている。

古代アンデス文明は、文字もなく、鉄も馬も牛も車もなく、すべて人力によって築かれた特異な文明で、どのようにして造られたのか、謎のままである。

先人二人の活躍は今も受け継がれていて、日本が世界に誇れる国際文化活動の一つにまちがいない。