お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

国際展覧会のこと

いまだどこへも行ったことがない「国際展覧会」の話を今日の講義で視聴した。ビエンナーレ、トリエンナーレとかいわれる芸術祭で、アートによる地域おこしが成功している例が紹介された。

越後妻有郷を舞台にした「大地の芸術祭」で、かって人の訪れることのなかった過疎の地が、3年ごとに何十万からの人で賑わうとのことだった。2015年の第6回は50万人を超えたそう。
そのアートが生む経済効果が大きいばかりでなく、各国から集まるアーティストと地域住民との共同作業をとおしての交流で生まれる人間文化的効果を見逃せないという。

島々を船で回る「瀬戸内国際芸術祭」も紹介されたが、これも魅力があって、さそわれる。

ただ、こういう企画がだんだんと大規模化してきて、お金がかかるようになり、そのためアーティストが本来の創作活動から商業活動へとかられる傾向が否めないそう・・・


大地の芸術祭(ウイキペディアから):「人間は自然に内包される」を理念に、新潟県越後妻有地域の約762平方キロメートルの広大な土地を美術館に見立て、アーティストと地域住民とが協働し地域に根ざした作品を制作、継続的な地域展望を拓く活動を目的とする芸術祭である。大地の芸術祭は「交流人口の増加」「地域の情報発信」「地域の活性化」を主要目的としたアートプロジェクトである。