お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

「難病と闘う妻」を読んで

朝刊のコラム「難病と闘う妻」を読んで、あらためてわが夫婦の幸せを思った。
寄稿されたのは、真宗大谷派の僧侶である春秋賛さん(はるあきすすむ・75歳)で自らの夫婦のことを書いている。

春秋さんは、4年前に妻が難病「多系統萎縮症」と診断され、3年間の自宅療養ののち、昨年入院された。この病は身体の筋肉がだんだんと委縮していって、どこもまったく動かせなくなって、寝たきり状態にいたる。原因不明なため、治療法もなく、回復不能である。
自ら家事をすることになって、こんな大変なものかと、いまさらながら気付き、妻に感謝してもしきれないと書いている。
『私が妻の代わりに病気になることはできません。しかし、妻に寄り添い、一緒に歩むことはできます。感謝と謝罪の気持ちを胸に、この先の人生を共に過ごしていきたいと思います』と結んであった。

他人事ではなく、まさに身につまされる話でした。

わが家のキンモクセイが花盛り・・・こんなに咲いたのは、植えて以来初めてのことです。