お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

病気になると

今日のおしゃべり会は、先週直腸がんの手術を受けて、退院されたY氏のお話に終始した。
手術の経過を、みなさんでお聞きしたが、無事終わったものの、これから抗がん剤と放射線治療を続けられるとのこと。
いつ好きな酒が飲めるようになるのか・・・つくづく健康でいたことのよさを感じたという。

飲んで、食べて、出してが、当たり前だったのが、そういかなくなって、ふつうでなくなる。体験したものでなければ、分からない心境にちがいない。

病気になると、本人がたいへんなばかりでなく、周囲の者もたいへん・・・そうならないように、自分の健康管理は、まさに自己責任の問題。

酷な話になるが、Y氏も酒好き・・・わがもそうだが、人間の欲望には限りがないから、自己コントロールができるか、どうかがキーポイントだろう。

義弟は56歳で他界した。元気な男だったが、はじめのがんが治癒したあと、またもとに戻って、飲み始め、再発して、逝ってしまった・・・くれぐれも残念だったが、そういう定めだったのか。

今日は頂き物のラッシュ・・・Aさんからお菓子セット、Tさんから手製のチーズケーキ、義姉から冷凍うなぎとソーセージのお歳暮。

頂いて、おいしく食べられるのも健康だからこそ。
亡き次兄を、後年訪ねた時、「健康は目的ではない」と言ったら、「いや目的だよ」と答えた。いまは、何となく分かるような気がする。