お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

戦後70年談話

明日に終戦記念日をひかえて、述べられた安倍首相の戦後70年談話を視聴した。とても好感をもてるスピーチだった。
自分としても、未来志向を残り少ない歳月の生き方にしているので、心から賛同する。

個人的には、過去を振り返ることは、あまり好まないが、わが子ども時代は、よい思い出はないものの、よい生活体験をしたと思っている。

日米開戦は小学校2年のとき、終わったのは小学5年のときだった。その前後もはさんで、食糧難でいつも飢えていたこと、空襲で毎晩のように夜は眠れなかったこと、そして学童疎開をして、栄養失調でおできができ、その上虱がわく不衛生な集団生活を強いられたこと等々・・・子どもとしては、最低とも思える生活体験は、その後の人生の無形の財産になった。

いやな、辛い経験をしたからこそ、平凡で、安らかな現在の生活のありがたさも感じることができるのだ・・・

今日のお昼は、畑で作ったこのジャガイモをチンして二人ともすませました。