お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

生活の変化

居間の柱時計が止まった。世帯をもった時にもとめたので、もう40年以上カチカチなってきた。

月に一度はゼンマイを巻かなければならないが、それがどうも早くなった気がする。それで、もう5年ほど油もさしてないので、町の時計屋へ持って行った。

代わりに、この前買った電波時計を同じところにかけたが・・・柱時計が掛かっていたところだけ、柱の色がきれいだし、家内が和室には似合わないという。

永い間の習慣で身についたので、いま何時なのかと、自然に時計に目が向かうので、しばらくは、我慢しよう・・・時を知らせるボンボンも。

こんな小さな生活の変化で、すぐ慣れるものの、音がしないと、何となく気にかかる。

だが、老年に至って震災で家を失くし、生活が大き変わった方々のことを思うと、言葉が出ない・・・