お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

お釣が来た

午前中会館の留守番をしながら会報来月号にのせる原稿を考えた。

先日読んだ「食べない人たち」の感想文にしよと思う。

3人の共著者の中で、一番若い45才の異色の弁護士秋山佳胤さんをちょっと紹介する。

 秋山さんは東京工業大学という理系の大学に学びながら、むずかしい司法試験に挑戦し、資格をとった人。その間、過度の勉強で病に倒れ、それを気功で克服してから、不食の先駆者であるオーストラリ人女性ジャスムヒーンさんに出会い、不食の道に進んだ。
 17頁でこう書いている。
 《2006年から徐々に食べる量をへらしていった私は、2008年には完全にプラーナ(大気中のエネルギー=「気」と呼ばれるもの)をとって生きていることに気がつきました。以来、食物も水もまったくいらない、完全な不食を実践しています。》
 そして《いまの私は、これまでの人生でいちばん元気です。》といい、その後医学博士号も取得して、多忙な日を送っている。

この世の中で、いまだ驚かされることが多々あるが、こんな人がいるとは、参った、参った。

帰宅したら、昨日家内が大根をさしあげたMさんが、さっそく訪ねてきて、かにみそラーメンをいただいたという。よほどうれしかったのだろう。

お釣が来た。