お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

パーマ屋さん

どこの家でも、訪問者にはインターフォンで応対するようにしているだろう。

わが家も同じで、そうしないと、しつこくやってくる新聞勧誘や牛乳売りや宗教関係や、何んやらの人たちの応対に悩まされる。
特に夜暗くなってきたら、決まった町の用事で来る近所の人以外には、出ないことにしている。

それが、この寒いのに昨晩ピンポンを鳴らして、訪ねてきた方がいた・・・家内のパーマ屋さんだ。

お客がないので、京都へ日帰りで遊びに行ってきたとかで、わざわざお土産を持ってこられた。
先日家内が畑の大根をさしあげたからだろう。

このパーマ屋(美容師と呼ぶべきか)さんは、先年旦那を亡くし、一人暮らしで生計を立てているから感心だ。

その上感心するのは、子どもの時に、子育てを放棄して、家を出て行って、いまはボケて施設にいる実母の面倒をみていることだ。兄がいるが、この母親にはまったく見向きもしないという。

人生色々ということか・・・