お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

掘りコタツ

寒くなってきたので、この前から灯油ストーブを使っているが、今日は家内がコタツを入れた。
入れたといっても、家は堀りコタツにしたので、ヤグラはテーブルとして一年中使っている。だから、内部と電熱ヒーターを掃除してコタツの布団をしたのである。

掘りコタツをする家は、この頃はほとんどないのだろう。先年この電熱ヒーターが故障して、代わりを探したが、ヤマダ電機では品物がなかった。
近所の電気屋さんに聞いてみたら、めったに売れないとの話だったが、注文して取り寄せてくれた。それをいまは使っている。

毎年、このコタツをするのを家内はいやがって、なかなか準備しないが、今年は早くしてくれた。いやがるわけは、一つは手間がふえることだが、もう一つはコタツをすると、私が入って寝ること。

寒くなると、コタツに入っていると、すぐウトウトする。テレビを見たり、本を読んだりしていても眠くなる。とくにご飯のあとは・・・いっぱい飲んだらたちまち眠くなる。

これがとても気持ちいいのだ。私が小学2年のときに死んだ父親がそうだった。昼にどぶろくを飲んで、コタツに入って寝ていて、そのまま逝った。ころり往生だった。

私もあやかりたい・・・