お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

複雑な気持ち

今朝、息子の家によって、中央病院まで送った。
先日の定期健診で、また胃の精密検査を受けるという。ここ3年続けて受けているが、良性ポリープの痕跡で、消えないとの診断だった。

診断は、今度もけっきょく同じだったという。

息子も40台に入って、そろそろ健診に引っかかるようになってきた。

そういう私は24のとき、就職にあたって検査を受けた際に、右肺尖の結核感染が見つかった。
経済的には誰にも頼らず、自立して、アルバイトをしながら、やっと卒業にまでこぎつけたその時は、まさに地獄の底に突き落とされたような思いをした。

幸いにも、就職はでき、結核は軽度だったので、治癒したが、その痕跡は今もずっと消えない。

毎年職場の健診では、必ず精密検査に回された。どれだけX線を浴びてきたことだろうか・・・

定期健診で、肺と胃の違いはあるが、子が父と同じ思いをするようなったとは、複雑な気持ちだ。