お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

学生時代のこと

土日と2夜連続で放映された「神の数式」は、とてもよかった。宇宙の根源を探る物理学者の100年に亘る苦闘を分かりやすく解説してくれた。続きが楽しみである。

登場人物の一人朝永振一郎先生は、学生時代の学長だったから、卒業証書も先生のお名前。専攻が違うので、偉い先生と思っていただけで、その業績の一端を初めて知った。

4年間で一度お話を聞いたことがある。いい話だったと思うが、覚えているのは、三高時代に下宿で、考えながら、寝転がって天井を眺めていたら、その滲みあとが女体に見えてきたとかいう話。

40年以上前のことだが、まったく下らないことしか記憶に残っていないとは、情けない・・・多少ともましなのは、今でも覚えている、英語の授業に出てきた"ignobly decent"という表現。

家庭教師をして、辛うじて生活して、やっと卒業した4年間だったから、勉強らしい勉強はしなかった。

これまで、たくさん、いろいろと見たり聞いたりしてきたことも、そんなもんかも知れないなあ・・・


やっと庭のコスモスが咲き始めた。この花が秋を連れてくる。