お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

現代人文地理学を視聴する

もう70年ほど前になる高校時代、東大新卒の先生から人文地理を教わったが、勉強した中味のことは何も思い出せない。覚えているのは、この新米先生が授業中にナツメヤシを誤って、ナツヤスミと発音したことで、よっぽど夏休みがくるを心待ちにしていたに違いない。
こんなくだらないことしか覚えていないので、今日から放送大学で、現代人文地理学を視聴することにした。

地理は、哲学者カントが歴史学を時間の学、地理学を空間の学と位置づけということで、古くからの基礎学なので、社会科の中で小中学校から教えられる。そして、高校になると人文がつくようになる。地図上のそれぞれの地理的空間(地域)における人間と環境の相互関係を学ぶことになる。
GPSに代表される最新の技術によって、地球空間は精密かつ詳細に分析されるようになった。そして、あまたの研究者のフィールドワークによって、いちじるしく発展している学問分野である。

カネノナルキが花芽をつけはじめた・・・今冬はたくさん咲きそう。