お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

持てる力

台風一過で今日は快晴、金沢に行くときは本局の前を通るので、行きに寄ってゆうぱっくを出した。

中味は、先週掘ったサツマイモで、奈良の義姉と横浜の義姉に、同じ大きさのみかん箱が二つあったので、それに詰めた。ともに明日午後には配達してくれる。サツマイモは去年と同じ、五郎島。

送るに先立って、家内が姉になる奈良へ電話したら、体調を崩して病院通いをしているようす。先月連れ合いの49日を済ませたばかり、それまでの緊張感がとけて、ほっとしたのだろう。
葬儀のときも、だいぶ疲れているようだった。眠らなかった日もあったという。

若い頃のことだが、毎夏1週間にわたって、林間学校の名で子どもの集団合宿生活を指導してきたが、それが終わると、一度に疲れがでて、まったく何もしたくない虚脱状態を経験した。若かったから、病気にはならなかったが。

緊張から開放されると、とたんに倒れてしまうことがあるのは、マラソンや駅伝でゴールに着いた瞬間によく見られる。

持てる力を尽くしきったのだ。