センターに梅ノ木があって、毎年実をいただいては、梅酒を作っている。昨年は不作でできなかった。今日は一昨年つけた梅酒を取り出して、他の器に移した。家内と二人でチビチビ飲もうと思う。
もうつけてから2年近くなるので、いい色になっている。もう一ビン、にんにくをつけたが、これは次の機会にする。
梅酒も美味しいが、残った梅もおいしい。水分が抜けた代わりに、焼酎と砂糖を十分に吸い込んで、お菓子のよう。
日本人の食生活に漬物はかかせない食品。しかし、私は塩分を控えるため、嫌いというわけではないが、漬物は食べないようにしているし、なくていい。それににおいが好きでない。
だから、家で作るのは梅酒ぐらい。家内はたくわんなど食べたくなると、スーパーで買ってきて、そっと食べている。
反対に、東京育ちの私は納豆が好きなのに、家内は納豆のにおいを嫌う。ゆえに納豆が食卓に上ることはまずない。
育ちが違うのだから、食い物の好みが違うのは当然のこと。
この違いは消えることはないだろう。