お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

下天は夢か・・・

兄の特養入居で来週上京することにした。せっかくの機会なので、年賀状をくれた、がんで自宅療養している級友Mに連絡した。私に会いたいといっていたHも鎌倉から出て来て、M宅で3人会うことになった。

Hとは高校卒業以来会っていないから、お互いの変わり果てた姿にびっくりすると思う。65年前中学2年のときの写真があるので、持っていこうと思う。
写真にはHとYと私が写っている。戦後まもない時代だったので、グランドは草茫々、そこで撮ってくれたのが誰だったか忘れてしまったので、頭のいいHに聞いてみようと思う。

もう一人写っているYとは、通学の電車が同じ方向だったので、いつもいっしょに帰ったので、親しくなった。
外語を出て、一流会社に就職したので、だいぶ金を貯めたのだろう。今は夫婦で有料老人ホームに入って、マンション暮らしをしている。あまり体調はよくないとのことで、外出はさけているという。

写真を見ていると、ちょっとこの前のことのように思える。

下天は夢か・・・