お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

いい話はないだろうか

隣町のSさんの奥さんからクリスマス用シャンパンをいただいた。息子さんが、食品卸会社に勤めているので、その関係で安く手に入るらしい。

Sさんとは、私が金沢にきて以来の知り合い。旦那はいまは隠居の身だが、北鉄一筋、奥さんは建設会社の部長にもなった人で、若いときから夫婦共稼ぎだった。
それも同居していた姑(奥さんの母)が家事を担い、子どもたちの面倒をみてくれたからだった。働き者の姑さんだった。

はじめは泉野に居られたが、10年ほど前に隣町に家を建てて、息子夫婦、孫たちと暮らしている幸せな一家だ。
ただ一つ悩みをかかえている。

勤めている末娘が30半ばを過ぎても、嫁に行かないのである。先年だれかいい人がいたらと頼まれ、40にしていまだ独身の彼氏を紹介したが、遠くに行くのはいやだと断わってきた。

彼氏は、私が林間学校を主宰していた頃、静岡から来ていた学生ボランティアの一人、学生ボランティア同士でおおぜいペアになったが、彼はおとなし過ぎて、結局彼女ができず、社会に出てからもそのまま・・・

家内の実家にも30過ぎの娘がいて、この頃になって、やっとあせってきたようだ。

いい話はないだろうか・・・