お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

市民芸術村で

市民芸術村で今日から開催された、金沢が生んだ二人の建築家[谷口吉郎・谷口吉生]展を見に行った。
入り口で入場料400円を上回るであろう、りっぱな図録をいただいた。若い人がけっこう来ていた。
その序にこうある・・・二代、三代と建築家の跡継ぎが生まれる例はすくなくない。しかしそれぞれが独立した砦をもち、しかも傑出した作品をつくり続けたケースは稀である・・・こんな父子はすばらしいなあ!

知らずに寄った、隣りの館の「町出友男遺作展」も観てきた。
「美と共に生きた夫の歩み」とうたって、遺された夫人が開いた展覧会であった。町出さんは、会社勤めをしながらのアマチュア画家だったようだが、現代美術展では北國賞(写真)にも輝いている。

鑑賞のお礼に、作品のポストカードをいただいた。

一巡して、強く感じたのその夫婦愛・・・こんなすばらしい夫婦もあるんだなあ!