お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

朝日に鶴の細工蒲鉾

昨日暗くなってから、玄関のピンポンがなる。近所のGさんの奥さん。

娘二人で姉はもう子どもが二人いるが、こんど妹のほうが結婚したという。そのお祝いの引き出物のお裾分けにあずかった。

見事な氷見産の朝日に鶴の細工蒲鉾だ。この縁起物は高くついている・・・この前小田原に行ったとき、駅で買った名産の蒲鉾は小さいのが千円もした。

何でも新郎の父が富山の方で、きばったようだ。この辺では、よく富山からは嫁をもらっても、富山へは嫁にやるなということを聞く。

石川では、翌年の盆に鰤一本を娘の嫁ぎ先に贈る習慣がある。先年息子の結婚を機に、家ももいただいたが、その後の始末がたいへんだった。

Gさん、これからもいろいろ大変でしょうね・・・

いただいた蒲鉾、すぐ夕食に、もったいないが、そのまま細く切ったのをわさび醤油につけて美味しくいただいた。

さっそく家内が掘りたての五郎島を持って行って、よろこばれたというが、即席で気の毒でした。

幸せのお裾分けにあずかれて、幸せだ・・・