お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

小林秀雄講演「信じることと考えること」

ヨーロッパにはじまった近代合理主義と科学主義、物質主義の思想が、日本社会にもでも根強く浸透している。
それに批判的な立場で、東洋・日本の伝統にたって、自らの思想を構築した人たちに梅原猛、小林秀雄のお二人は入るだろう。私は大学で教鞭もとったことのある、この二人に共感する。

近年、草木国土悉皆成仏を説く梅原先生の著作は、全集を一通り読んだ。

小林先生は、著書より大学生を相手に話した生の声の講演がいい。以前、アマゾンで「信じることと考えること」のCD版を買い求めた。

大切にしていた、このCD版を甥の優秀な長男にプレゼントした。魂を分かってほしいからだ。

彼はラサールから東大を選ばず、京大へ進んだ。わがM家の希望の星である。いま研究員として大学で脳科学の研究に携わっている。この春にあったときは、サルに自由意志があるのかの実験に取り組んでいると言っていた。

「一寸の虫にも五分の魂」という。

密かに、彼には魂の研究をしてもらいたいと思っている。


サツマイモの第2弾五郎島金時を試掘した。一株に一つという、これまでにない大きいのが掘れた。古い体重計で計ってみたら、ゆうに1キロはある。
大きいのが好きな横浜の義姉に送ろう。