今月15日は4・5月分の公的年金が支払われる日であったが、家内の老齢基礎年金が支給停止処分を受けたことを振込先にしている口座の信用金庫から電話連絡が家内にあった。
家内は平成20年、受給資格を得てから今年2月まで継続して、先の口座で継続的に支払を受けてきた。
それが、この度の突然である。
支給停止の理由は、信用金庫からの連絡によると、家内の姓(私の姓)のフリガナが一部、社会保険庁記録のものと信用金庫口座のものとが一致しないからとのことであった。
具体的には「ヅ」と「ズ」の違いで、一致していなかった。
このことで、親切にも、支店長代理がわが家を訪れ、社会保険庁までおもむき、フリガナ訂正のための再申請を代行してくれた。
今日、その再発行された国民年金・老齢基礎年金の新証書が家内の元に届いたのである。証書のよると、この4月から再支給とあった。
この件を考えると、どうしても社会保険庁のやり方はおかしい。他に同じような処分を受けた方がおられると思い、おかしな点を次にあげる。
①これまで4年間継続的に支給されてきたのに、なぜ今になって、本人宛に何の連絡もなく停止処分をしたのか。
証書の裏面に記載されている支給停止理由には、姓のフリガナの一部不一致は該当しない。
②姓のフリガナについては、平成9年1月1日付けで社会保険庁から通知のあった「基礎年金番号通知書」では、正しい「ヅ」が使われている。
その「ヅ」が、いつのまにか社会保険庁の記録で「ズ」になってしまっていたのは、社会保険庁のミスではないか。
③自らが犯したミスによって、被保険者の不利益になる支給停止という処分を課したのは、社会保険庁の一方的な恣意によるものと断ずる。
ここに、社会保険審査会に不服申し立てをするまでもないと思い、ブログに記す。