お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

野球の思い出

このところ毎日センバツ高校野球が熱戦を繰り広げているが、週末からプロ野球も開幕して、いよいよ野球シーズンが始まる。

最近はサッカーが野球を上回る勢いで盛んになっているが、スポーツといえば、子どもの頃から馴染んできた野球と相撲だ。
「6・3制野球ばかりが上手くなり」と揶揄された世代だったので、野球しか知らなかったこともある。

はじめてプロ野球の試合を見たのは、戦後まもなくのことで、長兄が後楽園球場に連れて行ってくれた。

巨人と太陽ロビンズ(いまのDeNA?)との一戦で、両軍のピッチャーは藤本と真田だった。巨人は3番青田、4番赤バットの川上で、外野に塀際の魔術師といわれた平山、二塁に名手千葉がいた。
右打ち専門の千葉がさかんにファウルで粘って、進駐軍の兵隊が「チブ、チブ・・・」と声援していたのが今も印象にある。
試合は、右翼の中島というベテラン選手が外野フライを落として、巨人が負けたんではなかったか・・・

当時は身近な娯楽といえば、映画と野球ぐらいだったから、中学高校大学と、東京六大学リーグ始まると、神宮球場へよく行った。立教の長嶋は学生時代からヒローだった。

今年はだれが活躍するのだろう・・・

会館の前庭にツクシン坊がたくさん顔を出した。日に日に春がやってくる。