お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

大雨

やっと午後になって止んだが、台風12号の襲来で雨続きだった。和歌山県、三重県をはじめ各地で大雨の被害が続出。テレビの報道は、東日本と同じく痛ましいかぎりである。今朝五條の知人宅に電話した。山手でないので、大丈夫とのこと。

思い出したくもないが、昭和50年6月、はじめてもとめた家が梅雨の集中豪雨で災害にあった。新聞にも大きく出た。敷地が山の造成地でコンクリートの用壁が崩れ、下の道路に土砂が流れ出たのであった。家の倒壊は、辛うじて杭で免れたが、壊すしかなかった。家は安いので買ったのだが、そんな所を選んだのが、己の判断ミスであり、さらに言えば己の不徳の至りであった。妻子を始め親戚知人、職場にまで、みんなに大迷惑をかけた。

唯一救いは、崩れた時が、通学通勤時間後で下の道路は無人だったので、人命に被害が及ばなかったことである。

思えば、若さの未熟で苦い経験をした。自分の欲望に振り回されたのだ。