お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

一日アウトドア・・・

今日は、台風一過の雲一つない晴天で、風があったので、暑さもあまり気にならず、一日アウトドア・・・といっても、畑で過ごした。
ホウレンソウ、小松菜、シュンギク、レタスの種を播き、ネギの土寄せをし、イチゴの植替えをし、ニンニクの畝作り・・・まだまだ仕事があったが、ムリしないで、五時過ぎに切り上げた。

この台風で、北海道と岩手では水害で家屋の被害ばかりでなく、死者まで出る惨事が起きた。被害に遭われたみなさまには、ただ再び立ちあっていただくことを祈るのみである。
それというのも、わが身が災害を体験したからである。

40歳の時に、住んでいた自家の敷地の擁壁が梅雨時に大雨で崩壊して、住めなくなった。人命に危害がなかったのが幸いだったが、それから他に移転して、新しく家を建てるまでの一年余りは、気の休まる日が無かった。しかし、これがいろいろな意味で、わが人生の転機になった。

それは、職場をはじめ、公の方々、親戚の方々、近隣の方々ほか多くの人たちの支援をいただき、できたことで、自分一人の力ではなく、自分がこうして生きられるのも社会あってのことなのである。お世話になったことは、深く感謝したばかりでなく、いまも心の片隅に置いている。

こうして青空の下、新鮮な空気を呼吸しながら、今日も畑をして過ごせたたことを、幸せに思えるのも、きっと、いろいろと積み重ねてきた、わが体験の成果だろう。

今日の収穫は、干割れトマトとラストのキュウリ一本。