お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

熊本地震におもう

熊本地震の惨状はすさまじい・・・山が崩れ、道路、橋、家屋など人工物という人工物は大きな被害を受けたばかりでなく、尊い人命まで失われた。
一昨日から、今朝と2度にわたって起きた震度7の地震が被害を大きくしたというが、いまだ震度5以上の余震が続いている上、豪雨の恐れがあるというので、東日本大地震にまして、たいへんな事態が危惧される。

こうした中、今日も会報編集の仕事に出たところ、H夫人から原稿をいただいた。「熊本地震におもう」という題で、今回の地震について書かれている。

・・・地震の起きる一分、いや一秒前までは、それぞれに普通の生活をしていたのでしょう。食事をし、家族と話し笑い、またお風呂に入っていた方などなど。ごくごく当たり前の生活が一瞬にして地獄と化してしまった・・・何一つ持ち出せず、自分の身一つ、外へ出られたかで、生死が決まってしまったのだった。

 その通りで、おかげさまで、これまで何事も起こらず、毎日の生活を送らせていただいてきたが、この先どうなるかは、みな分からない。多くの方が、今日も何もなく、きっと明日も何もないと思って、先の保証はないのに、平気で生活している。そうでなければ、ノイローゼになってしまう。
 ただ、心のどこかに、一瞬の大切さの自覚と、生死を分ける一瞬の判断の存在をとどめて置きたいと願う。

 昨日せっかく苦労して掘ってきたのに、家内に文句をいわれた竹の子が、今日は差し上げたA氏から、とても柔らかくて、美味しかったとお礼の電話を受けて、報われました。
買い物につきあって、石川産の正札にびっくり・・・