お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ものづくりの楽しさ

土曜日なので今日も陶芸教室に行って、手ひねりで茶碗2個を仕上げた。この後は乾燥したら素焼きし、釉薬、本焼きで完成する。わがは手ひねりで成形し仕上げるまでで、後の工程は先生任せにしているが、釉薬をかけて絵付けをするのも陶芸の一つなので、これに凝っている方も多い。絵やデザインの好きな人で、女性はみなさん取り組んでいるようにみえる。わがも絵心がないわけでもないが、今のところは興味がわかないので、手を出さないでいる。もっぱら手ひねりでの成形に集中している。

これまでの人生を振り返ると、学校時代から文科系の道に進んだからか、ものづくりの楽しさにふれることがなかった。楽器の一つにもふれずに、社会に出たが、社会人になっても余暇があったから、何かに取り組めばできたはずだった。無芸のまま晩年を向かえてしまったわけである。

遅きに過ぎたが、いまになってやっと、ものづくりの楽しさを体験したいと願っている。