お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ノルウェーの話

昨日の講義は、世界で幸福度の高い国ノルウェーの話をだった。

ノルウェーは人口500万人ほどの小国であるが、国には90兆円にのぼる貯金があるという、わが日本は借金大国として有名で、1000兆円をこえる借金で、国民一人当たりでは800万円ほどになる。国の財政状態を比べただけで、まさに雲泥の差がある。その主たる収入は北海での石油・天然ガスに依存している。
そして、そのお金をどう使っているかというと、福祉をはじめとする国民生活には当然のこととして、他国への援助であるODAやNGOの活動に、積極的に支出している。いわば国際貢献の高い国なのである。
しかも、さらに感心したのは、国がムダなお金を使わないようにしているという。その例として、オリンピック開催の辞退が上げられた。一度は立候補しながら、国際オリンピック委員会の法外な要求を断ったとのこと。
ソチでロシアは7兆円も支出したといわれる。日本はどういう条件を飲んで、招致したのだろうか、また来年にせまった東京オリンピックではいったいどれだけ、どういうことにお金が使われるのか、明らかにしてほしい・・・