お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ライバルがいてこそ

天気のいい日が続いて、雪解けが進んだら、放置していた元の畑から、これも自然に育った大根が元気な姿を現した。果たして食べられるのか、他にもあるので、一度採って試食してみようか。去年作るのを止めた畑に、落ちた種から生え、自然にできた大根だ。
こうしてみると、植物は強く、人が手を加えなくても、育つものは育ち、ダメなものは枯れてしまう。どうも人が係われば係るほど弱くなってしまう気がする。ほっとくと自然の中での生存競争がはたらいて、強いものだけが残っていくからだろう。
今日は今の畑をチェックした。作物はその姿を現したが、この雪に埋もれたので、その重みでみなひれ伏してしまっている。もうやがて立春で、元気のいいものから立ち上がっていくにちがいない。中でも、エンドウの苗はもう立ってきている。一カ所に5粒播いたが、半分以上芽生えたから順調である。エンドウは互いに競わせないと、大きくならない。よく生長した苗を二本だけ残し、最期まで競わせて、その実を収獲する・・・ライバルがいてこそ進化する人間と同じだ。