お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

くじ運

今日は野球選手を職業として目指す人たちとプロ野球球団の両者にとってくじ運がためされる日で、俗にドラフトといわれる運命の日である。若い大学生や高校生はこれでいったんは将来の道が決まるのだから、本人にはまさに運命の時を迎えると言っても過言ではないだろう。そこで、わが身のくじ運を振り返ってみた。

古い昔の話になるが、新制中学1年の終わりに、かの有名大学が新しく設立する中高一貫の実験校の生徒募集をしたので応募した。どう思ったのか、教員だった次兄がそれを知って願書をもらってきたのである。いわれるままに手続きをしたが、何しろ東京のこと、応募大多数で、受験できるかどうか、そのものがくじ引きだった。わがは運よく受験でき、2年に入学できた。
ここを卒業して大学に進んだのだが、ある意味では、これがわが幸運のさきがけではなかったろうか・・・つまらない話になると、お年玉の2等が当たったり、金銀パールプレゼントがあったりもした。そう思うと、わがくじ運はマンザラでもないか。

庭の片隅でもう、冬の花ツワブキが開いた。