お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

防災の日

今日は防災の日とか。1923年9月1日に起きた関東大震災に因んでいる。97年前のわがも生まれていない時だから、もちろん知らないし、話もあまり聞いていない。当時両親は渋谷で二人の子をもっ所帯をはっていた。あまり被害には会わなかったようだ。子どもの頃のことで、よく覚えているのは、日本橋の老舗が軒並み被災して、渋谷に移り、道玄坂に百軒店という名店街が生まれたが、その奥にある弘法湯という銭湯に母親に連れられ、よく行ったこと。いっしょに女湯に入ったが、その鏡の前にずらっと並んで化粧をする女たちの景色・・・(後に知ったが)出勤前の、丸山遊郭の芸者衆だった。子どもながらにこの光景があまりにも印象的で、消えることはないだろう。

今朝は例年通り、ダイコンの種を播いた。