お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

日本社会のおかげ・・・

この天気では外仕事はできないし、今日はもっぱらパソコン相手に時間つぶし・・・ゲームをしたり、放送大学のネット配信の講義を視聴したり。その講義では「貧困とは何か」を考えさせられた。

2018年、世界人口の1%にあたる富裕層が1年間に生み出された富の82%を独占した一方、低所得層の半分は財産が増えなかったとの報告がなされた。この巨大な貧富の差は資本主義経済がもたらした結果であり、いまや国連を中心に貧困の削減が課題となった。ここで貧困とは何かが問われることになる。相対的な貧困と絶対的貧困の二通りに分けられる。
相対的貧困は、一国での貧困率でとらえられ、個人所得が国民の平均値の半分に満たない世帯員の割合で、日本は15~16%で推移していて、先進国の中では高い水準である。人類規模で問題となるのは絶対的貧困で、人間として最低限の生存条件を欠くような貧困で、OECDは一日1.25ドル未満で生活する人々とした。近年は日本でも増加傾向にあるのではとの指摘がある。

わが家は年金生活を送っているが、二人だと400~500万の所得層に入る。安心して生活できるのは、日本社会のおかげとしかいいようがない。