お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

一目も二目も置いている

カレードの陶芸教室に行ったついでに、小中学校の書初め展をみた。どれもみなしっかりと、力強くていい。小学生も上級生になると、もうりっぱな字を書く。
他人からハガキや手紙などをいただいて、きれいな字に出会うあと、生来の悪筆はとてもうらやましく思う。
字の上手下手は子どもの時から決まるようで、小学校時代のわがは他の教科は優をとれたが、習字だけはダメだった。ところがすぐ上の兄は上手だった。母方の伯父にとても達筆の方がいて、その血を引いたよう・・・器用とか不器用とか、DNAに関係していると思われる。それでか息子の字も感心しない。

ところが、この情報化時代でパソコンが一般的になって、字を書く必要が以前のようにはなくなった。それをよいことにして、年賀状は当然のように、手紙を出すときにも、プリンターを頼りにしている。ただ手紙の末には、英文手紙にならって、自筆署名する。

しかし、わが知人に書道家がいるが、その方からいただく墨筆の年賀状には一目も二目も置いている。