お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

適材適所

先日から蕾が出ているのに気が付いていたが、今朝見たらシクラメンが一つ咲いている。このシクラメンは去年Tさんからいただいた鉢で、たくさん花を咲かした。花が終わって、一冬越してからは庭の片隅に置いといた。これまで冬の花として、何度も買ったり頂いたりして、シクラメンを楽しんできたが、一冬限りだった。たいてい夏になると枯れてしまい、鉢ばかりが残って、溜まっている。ところが今年は鉢の置き所がよかったのだろう。夏も枯れず、晩秋を迎えて蕾をつけ、花を咲かせた。

この鉢を置いた場所は、小屋の北側になり、朝日がしばらく差すだけで、ほとんど日が当たらないので、一日中涼しく、挿し木などもよくつく。植物は、その種類によって植える適所がある。よく適材適所というが、それは人間ばかりではなく、生き物すべてについていえるようだ。

家内がシュウメイギクが好きなので、狭い庭の三カ所に植えたが、上手く育っているのは一カ所だけで、これもまたあまり日のあたらない玄関脇だった。