お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

庶民派のSさん

今日も秋晴れなので、畑に出ていたら、畑仲間のSさんがやってきた。
奥さんが側溝に足を踏み外して、2か月の骨折だという。さいわい、一人でトイレにはいけるが、不自由だがら、自分はどこへも行けないとぼやく。わが身もいつどうなるかわからないし、この機会にサービスしといたらとアドバイス・・・わがも家内がボケ始めたようだから、他人事ではない。
さっそく、今頃になってでき始めたゴーヤを食べないかといったら、はじめはいらないと言ってたのに、棚をながめて、食べられそうなのをあるだけ持って行った。今夜のおかずにするつもりのようだ。

どこの家でも同じだろうが、家内が病気や事故になるとたいへんだ。誰だったか、けっこう名の知れた批評家が奥さんを亡くしたら、自死とかかっこうをつけて後を追った例もある。庶民派のSさんはがんばるだろう。

土手のヒガンバナが花盛り・・・日が短くなると咲くという。