お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

今年は裏年

今日はミーティングを終えてから、裏山の竹藪へ竹の子掘りに入った。今年は裏年だが、少しは出ているかと思ったが、荒れ放題のやぶの中を歩き回って、収獲はやっと小さいのばかり数個・・・去年は袋いっぱい採れて、近所のみなさんにもお分けできたのに。

自然は正直だ。いいことばからは続くない。いいことばかりだと、愚かな人間はそれが当たり前だと思って、有難味を感じなくなる。だから人生は、自分の思うようにはならないようにできている。それでいいんだ。この年になって振り返れば、反省させられることばかりだが、これでよかったんだ。

いまは、すべてをそう思うようにつとめている。心も体も弱く、貧乏人の家に生まれても、こうして晩年を好きなようにして幸せに送れる・・・ありがたい話だ。